日本の多くのアーティストに愛されるイタリア人イラストレーター、ルカ・ティエリの日本初作品集。
サニーデイ・サービス「いいね!」やNulbarichのキービジュアルなどを手掛け、
2023年「トーキョー・アルテ・ポップ―江口寿史×ルカ・ティエリ展」を経て、
日本のポップ・カルチャーを代表するイラストレーターの一人となったルカ・ティエリ。
本国イタリアではコミックアーティストとしても活動するルカ・ティエリの唯一無二の越境ポップ・アートは
近年、日本からアメリカ、ヨーロッパへと凱旋を果たしています。
本書籍では、オリジナル作品からクライアントワークまで、ルカ・ティエリによる近年のほぼすべての作品を網羅。
イタリアでの若き日々、アメリカでの活動、日本に移住した現在に至るまでのロングインタビューも収録。
日英バイリンガルの作品集です。
■著者より(本書抜粋)
作品集「Synthesis」を手に取ってくださったみなさん、ありがとうございます。
この中では、2019年頃から2025年までに描いた作品を、
クライアントワークもオリジナルワークもぎゅっとまとめて1冊にしました。
絵を描くときは、ちょうどいい情報量で自分らしくまとめることを意識しています。
僕はいつも楽しく気持ちよく描いているので、みなさんにも楽しくページをめくっていただけたらうれしいです。(LUCA TIERI)
■プロフィール
ルカ・ティエリ
イラストレーター、コミックアーティスト。
イタリア生まれ、現在東京都在住。
主な著作に作品集『The Art of Luca Tieri』(2006年)、コミック『VECTA』(2021年)など。
アメリカのジェイソン・ムラーズのアルバム『ジェイソン・ムラーズのビューティフル・メス~ライヴ・オン・アース』(2009年)、日本のサニーデイ・サービスのアルバム『いいね!』(2020年)のCDアートワークなどで音楽ファンにも広く親しまれる。
ヨーロッパのコミックと日本のマンガ、映像や音楽、雑誌や広告イラストレーション、Tシャツデザインなど
国境やジャンル、媒体といった既成の枠組みを超えたポップな作風が特徴。