1967年刊行の名著初版を完全復刻!
装幀・レイアウト・イラストは横尾忠則
<復刻版特別付録>
1967年公演『毛皮のマリー』『大山デブコの犯罪』の復刻チケット付き(リソグラフ印刷)
1967年に芳賀書店より刊行された寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』。
初版本のブックデザインは横尾忠則。
寺山修司のテキストの合間には横尾忠則のコラージュ作品が多数収録され、文芸書の枠を超えたアートブックともいえる一冊。
寺山没後40年を記念して、文庫版未収録の作品も当時の内容そのままに完全復刻。
*本文左頁の上隅にあるカットは、ページをめくっていくとアニメーションのように動くパラパラ漫画になっています
<主な内容>
モナリザ <カバー④>……横尾忠則
下着の風景 <カバー①>……横尾忠則
ザ・シュージーズ <見返し①>……横尾忠則
雪村いずみのいる風景 <見返し②>……横尾忠則
二人の女 <表1>……横尾忠則
青年よ大尻を抱け……寺山修司
足時代の英雄たち……寺山修司
【特別とじ込付録】私自身の私的自叙伝……寺山修司
自由だ、助けてくれ……寺山修司
不良人間入門……寺山修司
①不良少年入門/②家出少年/③モダンジャズ入門/
④歌謡曲人間入門/⑤アソビ学入門
口から出まかせの恋愛論……寺山修司
①恋の値段/②デートの申込み方/③恋人になる資格/ ④浮気考/⑤純潔について/⑥恋は錯覚だ
三文エロイカ……寺山修司
喜劇俳優/プロレスラー/流行歌手/競輪選手/ 美人スター/プロボクサー/漫画家
痩せた日本人のための書……寺山修司
現代悪人論/栄光何するものぞ/壮大な性の音楽を
行きあたりばったりで跳べ……寺山修司
子守唄はウソつき/棺桶が歌った/お母さんの死体の仕末/ 醒めて怒れ/BEAT,BEAT,BEAT/KISSOROGY/ ある日、突然に/つまずきと冒険/だれのための毒薬
スポーツ無宿……寺山修司
二人の女/草競馬で逢おう/競馬のメフィスト/ああ 日本海/ クリフジはいずこに/屠殺場の英雄/野球少年エレジー/空想打倒試合の巻/天皇賞その日/さすらいの切手/三分三〇秒の賭博/馬の性生活白書/片目のジャック
【著者プロフィール】
寺山修司(てらやま・しゅうじ)
1935年、青森県生まれ。劇作家、映画監督、詩人、歌人、競馬評論家。54年にチェホフ祭で短歌研究新人賞特選を受賞、67年には演劇実験室「天井棧敷」を結成。多岐にわたる独自の表現活動は、日本のみならず海外でも高く評価されている。83年、47歳の若さで急逝。
<寺山修司没後40年記念認定事業公式サイト>
https://www.terayamaworld.com/40th/
●プレスリリースはこちら→https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000054993.html
≪メディア掲載情報≫
●読売新聞 書評掲載(2023/12/03)
●「週刊新潮 2024年2月8日号」(新潮社) 都築響一さんに書評をいただきました(2024/02/01)
●西日本新聞 評論家の梁木靖弘さんに書評をいただきました(2024/03/02)
●雑誌「kotoba 2024年春号」(集英社)エッセイ特集にて紹介(2024/03/06)
≪重版情報≫
●2刷重版出来(2023/12/26)
≪広告掲載情報≫
●毎日新聞 半五段(2024/02/01)
≪関連書籍≫