7/21(火)「MEZZANINE vol.4 都市の新関係論」発売記念 トークイベント開催 | TWO VIRGINS | 株式会社トゥーヴァージンズ

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7/21(火)「MEZZANINE vol.4 都市の新関係論」発売記念 トークイベント開催

2020年5月末に刊行された「MEZZANINE vol.4 都市の新関係論」(TWO VIRGINS刊)の発売を記念し、雑誌メザニンの編集長である吹田良平さんのトークイベントを開催します。

 

 

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私は、「つながり」という言葉が苦手だ。これまで、できるだけ、人と交わらないで済ませられたら、と生きてきた。
私は、「社会課題解決」という言葉が苦手だ。社会課題解決よりも、自らの欲望を優先してしまうタチだ。

 

自らの創造欲に従い、新たな地平を探求したり、新境地を形にしたりして過ごしている。その過程で、必要に応じてもちろん人と会う。積極的に人と会う。探求したりカタチにする、という目的があるからだ。「会って」「つながる」ことが目的では、決してない。

 

社会学者の広井良典氏は、そうしたネットワークを「都市型関係性」と云い、情報学者のドミニク・チェン氏は、「発酵型クリエイティビティ」と云い、日立研究者の矢野和男氏は、「人が行動を起こす」時が最も幸福度が高まると云い、哲学者の中島隆博氏は、人のケイパビリティを「Human Co-becoming」と再定義した。

 

都市学者のリチャード・フロリダは、そうした思考の層が多い都市を、「経験志向地域」と云い、メディア美学者の武邑光裕氏は、「一般市民の創造性を解放する」のが本来の創造都市と云う。

 

今号では、以上を、コモンセンスとしてまとった都市を「クリエイティブネイバーフッド」と名付け、そこで、繰り広げられるトランザクションを「都市の新関係論」と呼んでみた。

 

MEZZANINE Vol.4「都市の新関係論 -クリエイティブネイバーフッドという代替案」は、そうした内容がぎっしり詰め込まれた号だ。当日はビールを飲みながら、我々の気づきをお話しできれば幸いである。
会場のBAG ONEは美味しいラムもすこぶる揃っている(その数なんとメニュー3ページ分!)。

 

MEZZANINE 編集長 吹田良平

■7月21日(火)19時半~(会場19時)

■チケット種類(販売期間:2020/7/21 15:00まで)
イベント参加券(BAG ONEにて開催)※別途要ドリンクオーダー :1,500円
オンライン参加券(ZOOMにて参加)              :1,500円

チケット予約はPeatixから

https://mezzaninetalk.peatix.com/

 

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<MEZZANINE>
「Urban Challenge for Urban Change」これからの都市のあり様を探求する雑誌。

 

吹田 良平

1963 年生まれ。(株)アーキネティクス代表取締役。MEZZANINE編集長。
大学卒業後、浜野総合研究所を経て、2003年、都市を対象にプレイスメイキングとプリントメイキングを行うアーキネティクスを設立。都市開発、商業開発等の構想策定を中心に関連する内容の出版物編集・制作を行う。主な実績に渋谷QFRONT、「北仲BRICK & WHITE experience」編集制作、『日本ショッピングセンター ハンドブック』共著、『グリーンネイバーフッド』自著等がある。